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Ride On U.S

Ride On U.S

休職or退職か!


はじめに

 社会人で留学というとすげぇとかいいな~と賛成する人、もしくは、
は?何しに行くのいまさら?という反対派に別れますね。ですがこちらに
来ていえるのは、良くも悪くもマジでリスクを取っているな!オレという
感想です。私は今、会社からの多少なりの支援を得て、しかも語学留学
というある意味低レベルなことに対して勉強をさせてもらっています。
ただ、10代の学生留学と違い、私に言えることは、なぜ自分がここにいるのか
というWillを持っているということです。自分がいま何をするために、
もしくは何を習得するがゆえにわざわざ異国に来ているのか、
そのWillをしっかりと分かっています。ですから日本人同士のおままごとに
付き合う気もあまりありません。これから留学考えている社会人の方は
このWillをしっかり持っている(持ち続ける)ことが大事だと思います。

 で国内で留学を決意したら今の仕事をどうするか。これは社会人にとって
大きな問題です。聞く所によると社費留学でもない限りほとんどの場合
退職しているそうです。(業者に行くたびに凄いですね~と言われましたから)
おそらくほとんどの場合が大学院などの留学であり、この場合は社費留学
が多いみたいです。私のように単なる語学習得が目的での留学の場合、
ほぼ皆さん退職しているみたいです。
(そりゃまあ語学習得するだけで1年間休ませるほど会社は余裕はないでしょうけど)


 私は、もし会社と相談して休職できるのであれば休職をした方が良いと
思います。もちろん会社としても留学での休職はほぼ扱ったことがないと
思いますので会社ともども苦労することになりますが、ようは産休と同じ
ようなものだと勝手に理解しています。

休職の利点としては

1.U.Sの場合、VISA取得のために必ず帰国をする意思(証明)が必要になります。
これを休職であれば在職証明で補えますが、もし退職していると在職証明
がありません。ので自分で考えて書いてください。

2.帰国後、就職活動をしなくてよいことや、給与の補償があります。
帰国後すぐに会社が決まればよいですが、そうでない場合、当分の生活費
の心配をしなくていけません。U.Sで豪遊してきたら^^;尚更のことです。

3.退職した場合、今まで収めていた雇用保険である程度の補償がありますが、
日本にいないため受け取ることが出来ません。
これをどうするかというある意味損失が発生します。
(いい方法があるかもしれませんが私は休職になったので調べていません)

欠点としては、休職している以上何かしらの会社からの拘束があると言う
ことです。私の場合は案件サポートとU.Sでのマーケティング活動などが
あります。また仕事柄U.Sでも仕事が出来てしまうことでしょうか(笑
もっと具体的に書けば、今の技術では、Internetさえあればアメリカに
いながら、ただで日本と内線電話で話したりカンファレンスすることが
可能と言うことです。

 また当然会社が休職して行かせている(この行かせているというのが問題)
という意識があり、当初の目的の語学力の向上は必須ということになります。
また会社の手伝いもある程度は期待されます。なので遊学すると帰国後
痛い目にあう可能が高いところです。でもこれって反対の意味で取れば
いいプレッシャーになるから僕的には問題なしなんですけどね。

 最近感じたもう1つの欠点は、こちらの生活が気に入ってしまい、帰国
したくなくなったり、こちらで就職したくても休職であるが故帰国せざる
得ないということです。なのである程度のリスクはありますが退職してから
来るというのも悪くはないかもしれません。
但しそれには多大なリスクが伴うことをお忘れなく。
こちらで仕事が簡単に見つかるほど甘くはありません(笑

人事制度の活用(スカラシップ)
 会社の社内規則を見直して見ましょう。何かしら社員教育についての
記載があるはずです。日頃、資格を取る際に会社からお金を出してもらったり、
管理職教育などが行われていると思います。

私の場合、語学習得や留学などといった記載が無かったため、
この際だからということで企画書を作りました。
内容としてはスカラシップについてです。会社がある程度の費用をもち、
社員教育の一環として社外に行く
(例えばU.SのInteropに行くとか、親会社に転籍するとか)制度が
あってもよいのでは?という内容のものを作成しました。
また社内表彰の一環として3ヶ月の短期留学などなど・・・・

 企画書が通れば後は進むだけです。最終的には社長面談になると思います
がそこで金額交渉(支援金)などを行います。私の場合、渡航まで3ヶ月
しか期間が無かったのですが無事に予選通過、決勝進出できました。
企画書としては醜いものでしたが、なによりも熱意(本気度)が大事だと
思います。もしあなたが本気で会社に訴えているのに、
会社が何もしてくれないならそれこそ退職してしまうのも手かもしれません。


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